【JRA】レイパパレは1800m戦の毎日王冠へ、返り咲きへ虎視眈々

5月のヴィクトリアマイルで12着だったレイパパレ(牝5、高野友和厩舎)が、10月9日に東京競馬場で行われる毎日王冠(G2、芝1800m)へ向かうことが明らかになった。22日、同馬が所属するキャロットクラブが公式ホームページで発表した。

前走のヴィクトリアマイルはスタート後に躓き、序盤からリズムをうまく取れなかったことが敗因の一つと高野調教師はコメント。2000m前後の中距離路線を主戦場としてきたが、前走はデビュー2戦目(1着)以来久々のマイル戦だった。初めて二桁着順を喫する結果となってしまったが、師のコメント通りスタートの躓きでリズムを崩したのなら、マイル路線に見切りをつけるのは早計かのようにも思える。

ヴィクトリアマイル後は再び中距離路線の宝塚記念か、もしくは再度マイル挑戦で安田記念かなど、競馬ファンの間では今後の路線について様々な憶測が飛び交っていたが、レース後は北海道へ放牧へ出ており、次走については長らく未定のままであった。

1F距離延長となる東京1800mの毎日王冠ではどんな走りを見せてくれるのか。頂点へ返り咲くためのリスタートとなるかに注目だ。