【NHKマイルC予想2021】勢いのあるモーリス産駒、初のG1制覇なるか?

2歳重賞では【0-1-0-8】と昨年はパッとしなかったモーリス産駒だが、3歳になった今年からは重賞成績【3-1-2-14】と複勝率は30%。G1でこそまだ勝利がないが、産駒の好調ぶりは目を引いている。

今週NHKマイルCに出走するモーリス産駒は2頭。ファルコンS勝ち馬ルークズネストと、シンザン記念で逃げ切り勝ちを果たしたピクシーナイトだ。

中でも筆者が特に注目しているのはピクシーナイトだ。

前哨戦だった前走のアーリントンCは4着に敗れたが、久々と道悪の影響も大きかった。2走前のシンザン記念では今回有力馬のルークズネスト、バスラットレオンを撃破して重賞初V。のちにその2頭が重賞を制していることからも、実力は決して引け取らないと言えるだろう。

近2戦は逃げているが、今回はバスラットレオンを筆頭に同型が何頭かいるので、控える選択肢を取る可能性は十分ある。ぶっつけ本番の待機策が通用するほど甘い相手ではないが、3走前の秋明菊賞では出遅れ後方から最後は差してくる競馬で3着に好走しており、後ろからのイメージもしやすいはずだ。

東京は初となるが、左回りは2戦2勝と好成績。問題はむしろ“距離”の方だろう。前走阪神マイルのアーリントンCでゴール寸前に失速したことから、「1400mまでがベター」という声も囁かれている。

とは言え、本番を見据えた仕上げだったことを考慮すれば悲観する必要はない内容で、体力温存のレースができたという意味では陣営にとってプラス材料もあった。叩いた上積みは十分。鞍上は天皇賞・春を制した福永。得意の左回りと好条件は揃っている。

マイルG1を圧巻した父にG1初勝利を届けられるか、産駒期待の星に注目と期待が集まる。

ピクシーナイトは、父モーリス、母ピクシーホロウ、その父キングヘイローという血統。今年1月のシンザン記念で逃げ切りVを果たし、モーリス産駒初のJRA重賞制覇を達成。また、鞍上の福永祐一騎手はこの勝利でJRA通算2400勝を達成。勢いのあるコンビの活躍に期待したい。