メイケイエールは米G1「BCターフスプリント」か「BCフィリー&メアスプリント」へ!

10月1日に中山競馬場で開催されたスプリンターズS(G1、芝1200m)で5着だったメイケイエール(牝5、武英智厩舎)が、アメリカ競馬のダート中距離路線の1年を締め括る最高峰のレース「ブリーダーズカップ」へ挑戦することが明らかになった。11日、同馬を管理する武調教師が明かした。

ブリーダーズカップは、11月4日に米サンタアニタパーク競馬場で開催。メイケイエールはBCフィリー&メアスプリント(G1、ダ1400m)か、BCターフスプリント(G1、芝1000m)のいずれかに参戦する予定となっており、鞍上は引き続き池添謙一騎手を予定。

ダートのBCフィリー&メアスプリントとなれば初のダート戦となる。ダートでの活躍馬も多いミッキーアイル産駒ということで血統的にはこなしてくれそうな気配はあり、牝馬限定戦で距離も合いそうだが、初のダートで米国遠征、ハイレベルなG1戦とハードルは高い。

BCターフスプリントはコーナーありのコースではあるが、1000mと距離はかなり短め。米競馬のスプリント路線で強力な馬がいる印象は薄いものの、過去15回で米国馬が14回勝っており、地元勢が圧倒的だ。とは言えテンから競り合う競馬は合いそうで、参戦するなら日本馬初勝利も大いに期待できる。

どちらのレースに参戦するかはまだ未定だが、悲願のG1初制覇もかかっているだけに、楽しみに待ちたい。