ゴールドサーベラスは藤田菜七子騎手、7月7日の七夕賞は菜七子に願いを?

七夕賞の出走を予定しているゴールドサーベラスの鞍上は未定になっていたが、前走に続き藤田菜七子騎手が手綱を握ることが決まった。2日、同馬を管理する清水英克調教師が明かした。

前走の谷川岳Sでは11番人気と前評判は低かったが、直線では後方外から上がり3位の32秒9の脚で伸びてくると、勝ち馬から0.2秒差の4着に善戦した。

藤田騎手は30日、スウェーデンのブローパーク競馬場で開催された国際女性騎手招待競走「ウィメンジョッキーズワールドカップ」に出場し、見事総合優勝を果たしたばかり。海外初勝利のみならず、シリーズ優勝を果たす快挙を成し遂げ好調さをアピールしている。

前走の谷川岳Sからはメンバーの格も上がるため、前評判は今回もそこまで高くはならなそうだが、七夕賞は過去10年で100万馬券以上の超高額配当が二度も飛び出す波乱傾向の強い一戦のため、伏兵がアタマまで届く可能性も十分ありそうだ。勢いにのっての重賞初勝利も期待できるだろう。

今年の七夕賞が行われるのは7月7日。藤田菜”七”子騎手が騎乗するゴールドサーベラスの馬券に願いを込めて応援するのも、今年の七夕の楽しみ方の1つと言えそうだ。