【中山大障害2022】ラストランのオジュウチョウサン、G1・10勝で有終Vなるか

12月24日に中山競馬場で行われる中山大障害(J・G1、障4100m)でラストランを迎える障害王者オジュウチョウサン(牡11、和田正一郎厩舎)が、帰厩後初めて美浦ウッドで時計を出した。

3週前追い切りはWコースで単走。活気あふれるフットワークで5F69秒4ー12秒0の好時計をマーク。“不調が少ない”というのがこの馬の大きな魅力の一つでもあり、11歳という年齢まで最前線で戦い続けることができていることが馬の丈夫さを物語っている。

前走の東京ハイジャンプはまさかの9着敗退だったが、得意な長い距離に戻る今回は巻き返しの期待十分。好調ぶりは健在で、秋2戦目でパフォーマンスも上がってくるだろう。

長らく障害界を牽引してきた王者が迎えるラスト一戦。G1・10勝目という記録もかかったラストランで有終の美を飾ることはできるのか。最後まで目が離せない。