【JRA】ドバイWC・10着のパンサラッサは今春休養、年内で引退の意向

3月25日にドバイのメイダン競馬場で行われたドバイワールドカップ(G1、ダ2000m)で10着だったパンサラッサ(牡6、矢作芳人厩舎)は、今春のレースには出走しないことが明らかになった。1日、同馬を管理する矢作調教師が明かした。

秋については国内・海外含めて検討される見通しだが、現役生活については「おそらく今年いっぱい」とコメントし、今年いっぱいで現役を引退する方向だと伝えた。

ドバイワールドカップで4着以上なら日本歴代賞金王、勝てばアーモンドアイを上回る通算獲得賞金史上1位に躍り出る可能性もあったが、大外枠から果敢に逃げるも最内枠の地元馬リモースが譲らず、主導権争いが長引いた。4角まで踏ん張ったものの、最後は力尽きて10着に終わった。

激しい一戦だっただけにダメージも気になるところ。まずはゆっくり休養し、秋は元気な姿で復帰してもらいたい。