【JRA】“令和のツインターボ”パンサラッサ、8日に無事引退式を終え引退

11月26日に東京競馬場で開催されたジャパンCで12着だったパンサラッサ(牡7、矢作芳人厩舎)が、10日に競走登録を抹消し、現役を引退した。1月8日に中山競馬場で全レース終了後に引退式が行われ、多くのファンに見守られながらターフを去った。当初引退式は昨年12月23日に引退式を予定していたが、馬の体調を考慮し、この日に延期されていた。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬になる予定。

パンサラッサは2019年9月にデビュー。デビュー3戦目で初勝利を挙げ、翌年の6月の1勝クラスで2勝目を果たすと、続くラジオNIKKEI賞(G3、芝1800m)で2着に好走。その後も中距離オープンで善戦し、2021年の福島記念を逃げ切り悲願の重賞初制覇を達成。翌年2022年の中山記念を制し早々に重賞2勝目を果たすと、同年のドバイターフを逃げ切りG1初制覇を達成。さらには翌2022年の天皇賞・秋で2着に好走するなど、G1戦線でも好走した。昨年2023年のサウジCでも見事な逃げ切り勝ちを果たし、世界が注目する大舞台でも得意の大逃げスタイルを貫いた。

パンサラッサは父ロードカナロア、母ミスペンバリー、母父モンジューという血統。通算成績は27戦7勝。パンサラッサ号、お疲れさまでした。