G1馬ペルシアンナイト、東京で誘導馬として堂々デビュー

今年2月10日付けでJRA競走馬登録を抹消し、引退後は馬事公苑で乗馬となったG1馬ペルシアンナイトが、先週4日と5日の東京開催で、誘導馬デビューを果たした。

現役時代の通算成績は36戦4勝。2017年のマイルCSを差し切り勝利し、3歳馬ながら古馬混合G1を制覇。その後も2018年の大阪杯と連覇を狙ったマイルCSでともに2着、2019年マイルCSで3着などの実績を残し、今年2月に現役を引退した。

誘導馬としてデビューした先週の東京開催は5日に3万人以上の入場者が動員。デビューは奇しくも不得意であった東京が舞台だったが、久しぶりに同馬をターフで見て感激したファンも少なくないだろう。舌で遊ぶ仕草は相変わらずで、毛艶も良く、馬体は今でも現役で走れるのではないかというくらいに立派であった。種牡馬としての道は開けなかったが、引退した今でも誘導馬として活躍を見ることができ、一ファンとしては嬉しい限りである。今後も誘導馬としての活動を応援していきたい。