【高松宮記念予想2018】レッドファルクスなど有力馬4頭を考察

記事「【高松宮記念予想2018】レッドファルクスなど有力馬4頭を考察」のサムネイル画像

いよいよ来週からは春のG1シーズンが開幕。その第一弾となる、スプリント王決定戦・高松宮記念が中京競馬場で開催されます。

実績ではG1・2勝のレッドファルクスが抜けており1番人気は間違い無さそうです。前哨戦の阪急杯では勝馬とは差のない3着に入着しており、レース内容は上々。上がりも最速の33.4秒の脚を使っており、7歳となった現在も衰えがないことを証明しております。高松宮記念は昨年3着の実績があり、これも香港からの帰国初戦と考えると善戦と言えた内容でした。中京の芝は「3-0-1-0」と大得意。今回は負かしてきた馬も多く、今年の優勝候補の筆頭といえそうです。

昨年の勝馬であるセイウンコウセイは今年も参戦しますが、秋は二桁着順を連発するなど大敗が続いておりました。しかし、前走のシルクロードSではトップハンデを背負って2着に逃げ粘っており、復調ムードも漂います。昨年もシルクロードS・2着から本番でG1制覇を果たしており、昨年の再現を狙います。

レッツゴードンキは昨年の2着馬。秋のスプリンターズSでも勝馬のレッドファルクスとクビ差の2着に入着する一方で、今年は初戦でダートのフェブラリーSに出走しダートの競合相手に5着に善戦するなど、条件を問わないオールマイティーぶりが光ります。最終週だけに時計を要する馬場となれば、この馬のパワフルな走りが生きてくるのではないでしょうか。

前哨戦のシルクロードSを勝ち上がってきたのはファインニードルです。最内の好枠を生かして逃げるセイウンコウセイの真後ろの内につけ、直線を向くと外から鮮やかに交わして2馬身差の完勝。18キロ増の488キロは自己過去最高馬体重でしたが、軽快な走りでライバルたちを蹴散らしました。一度叩かれたことで上積みも期待できそうです。

他にも、2度目の来日となるスプリンターズS・5着の香港馬ブリザードや、前哨戦の阪急杯を制したダイアナヘイローなど多彩なメンバーが揃いました。

果たして春最初のG1を制するのはどの馬か?高松宮記念は25日(日)、中京競馬場で15時40分発走予定です。