成人年齢を18歳に引き下げ決定も、馬券購入は現状維持で未成年から20歳未満禁止へ

本日13日(水)の参議院本会議で改正民法が可決・成立し、2022年の4月1日以降は18歳が成人となることが決定、これに伴い関連する22の法律も改正された。競馬法においては現行28条で「未成年者は、勝馬投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。」と定められているが、18歳に門戸を開放することはなく、引き続き20歳未満を制限する内容へと変更される。

もとより20歳未満の馬券購入は厳密に全てを監視、排除しきれていいない現状であるが、ローンの契約は親などの同意なしに可能となるため、「借金をして馬券を購入する」という最も避けるべきギャンブル依存の分母が増えてしまう懸念があり、今よりも更に大人と子供の認識と責任のネジレは大きくなるだろう。馬券売り場においてはより一層取り締まりに力を入れる姿勢が望まれる。