【JRA】ロジャーバローズが死亡、疝痛発症し入院していた
2019年の日本ダービーの覇者・ロジャーバローズ(牡8)が、亡くなったことが明らかになった。1ヶ月ほど前から疝痛を発症して入院していたが、24日夜に容体が急変。25日未明に息を引き取ったとのこと。25日、JRAおよび管理していた株式会社ジェイエスが公表した。
ロジャーバローズは2018年8月に新潟でデビュー。翌年2019年の京都新聞杯で2着に好走後、日本ダービーに参戦。ダービーでは番手追走から早めに抜け出して快勝し、12番人気の低評価を覆した。鞍上の浜中俊騎手はこの勝利で日本ダービー初制覇を達成。その後は凱旋門賞を目指し、前哨戦のニエル賞に向けて調整されていたが、調整中に右前浅屈腱炎が判明。そのまま現役を引退した。
引退後は2020年よりアロースタッドで種牡馬生活を送り、北海道浦河町のイーストスタッドでも供用されていた。初年度は97頭に種付けし、2021年産駒からはリステッド競走優勝馬としてオーキッドロマンスを輩出しており、今後の産駒にも活躍の期待が高まっていた。
ロジャーバローズは父ディープインパクト、母リトルブック、母父Librettistという血統。通算成績は6戦3勝。ロジャーバローズ号のご冥福をお祈りします。