【香港カップ予想2023】主役は地元香港勢の星・ロマンチックウォリアー

香港国際競走4レースのトリとして施行される国際中京利G1「香港カップ」がいよいよ今週末開催だ。

日本からは札幌記念を圧勝したプログノーシス、中山記念で連覇を果たしたヒシイグアスと、オールカマーの覇者・ローシャムパークの3頭が参戦。

日本勢の応援にも力を入れたいところだが、何と言っても主役は連覇を狙う地元香港勢の星・ロマンチックウォリアーだ。昨年の同レースでは2着馬のダノンザキッドに4馬身半差をつける圧勝劇を果たし、4連勝を達成した。

今年は6戦して【2-3-0-1】と相変わらず安定感は高い。昨年ほど勝ちきれていないものの、全てがハイレベルなG1戦であることを考えればむしろ評価は高い。4月のクイーンエリザベス2世Cでは最後方から猛追したプログノーシスを2馬身も抑えて快勝しており、香港C・2着のリベンジを狙ったダノンザキッドが5着、ジェラルディーナが6着と日本勢をまとめて降した。

とくに評価したいのは、前走の豪G1・コックスプレートの勝ちっぷりだ。4番手追走から外を回って直線鋭伸し、ゴール前で鼻差突き出して見事叩き合いを制した。200mも無い短い直線でよくぞ差し切ったという内容で、着差以上に評価できる1勝であったと感じる。

香港馬は距離が短くなれば短くなるほど強くなるイメージがあるが、この距離でこれほどの強さを見せてきたのは想定外だった。香港競馬の着実な成長を感じさせてくれる1頭でもあり、過去2シーズン連続で香港最優秀中距離馬に選出と地元勢の期待も大きい。

10月28日のコックスプレート後、同31日に香港に帰国。今月6日から本格的に運動を再開し、馬場・プール調教から徐々に負荷をかけつつ整えられてきた。はやくからここを目標に調整されてきており、G1連勝へ向けて態勢は整っている。