【JRA】シルヴァーソニックは天皇賞・春へ、昨年落馬のリベンジへ

先週25日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたレッドシーターフハンデキャップ(G3、芝3000m)を優勝したシルヴァーソニック(牡7、池江泰寿厩舎)は、4月30日に京都競馬場で行われる天皇賞・春(G1、芝3200m)を大目標にすることが明らかになった。27日、同馬を所有する社台ホースレースが公式ホームページで発表した。

前走後は3月25日にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイゴールドC(G2、芝3200m)へ向かうプランも挙がっていたが、陣営の協議の結果、国内G1を目標にしていくことが決まった。同馬は昨年の天皇賞・春にも出走したが、スタート直後につまずき、鞍上の川田騎手が落馬して競走中止となった。

約7ヶ月の休養を挟んで臨んだステイヤーズSではD.レーン騎手との初コンビで重賞初制覇を飾り、続く前走のレッドシーターフハンデキャップも快勝と、見事に立て直しに成功。昨年のリベンジへ向けて態勢は万全だ。

今後は現地時間28日発の便で帰国し、千葉県白井市のJRA競馬学校で検疫を受ける。