【金鯱賞予想2018】今年は9頭立て?スローの瞬発力勝負が濃厚か?

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例年頭数は集まりにくい金鯱賞ですが、今年は登録の時点で13頭と少なく、そこからさらに4頭が回避する可能性があり、最終的には9頭立てなる見込みとなっております。例年にも増して少頭数となる今年の金鯱賞は、頭数とメンバー的にもスローが濃厚な状況となっております。

近年スローな金鯱賞。今年もスローペースが濃厚か?

昨年、一昨年ともスローでしたが、昨年は6Fからのロングスパート気味のレースとなり、一昨年と比べるとやや流れた方ではありました。今年は、ロードヴァンドールという明確な逃げ馬がいた昨年とは違い、逃げ馬が不在です。頭数もさらに少ない9頭ということで、瞬発力勝負となる可能性が大いにあります。

となると、キレ味のあるスワーヴリチャードが有利となりそうですが、この馬は使える脚が一瞬しかないのがネックとなります。アルゼンチン共和国杯のような淡々としたハイラップから抜け出すレースは向いておりますが、ダービーのようなドスローの瞬発力勝負では伸びあぐねており、同じような展開となる可能性が高い今回も不安が残ります。

サトノダイヤモンドも究極的なキレ味勝負が得意なタイプというわけではありませんが、長くいい脚を使えるという点はプラス要素と言えるでしょう。ただ、今回は最終追い切りこそ動いてくれましたが、2週前と1週前の追い切りは相手に置いていかれるという極めてレベルの低い内容でした。状態に関する不安要素が多く、買う買わないかの2択という極端な予想となりそうです。

今回、瞬発力勝負を嫌う馬も多数おり、ヤマカツエースやダッシングブレイズあたりは昨年のようなロングスパート気味のレースを望んでいることでしょう。早めに仕掛けていく可能性はありますし、そうなるとこの2頭も侮れない存在となってきます。

何れにせよ、例年の傾向通り今年もスローとなる可能性は高く、そうした競馬に特化した場合に消せる馬も多数いるので、そういった馬を消去していきながら馬券考察していきたいところです。