【JRA】ソダシが現役引退、今後は繁殖牝馬に

2020年の阪神JF、2021年の桜花賞、2022年のヴィクトリアマイルなどG1・3勝を果たした白毛の実績馬・ソダシ（牝5、須貝尚介厩舎）が、現役を引退することが明らかになった。1日、同馬を管理する須貝調教師が発表した。今後は北海道のノーザンファームで繁殖牝馬になる予定。

ソダシは前走の安田記念で7着に敗退。レース後に脚部不安を発症し、ノーザンファーム空港牧場で休養していた。

ソダシは2020年7月に札幌でデビュー。その後は札幌2歳S、アルテミスS、阪神JFと無傷の4連勝でG1制覇を達成。3歳時は直行のローテーションで臨んだ桜花賞を快勝し、牝馬クラシック戦線でも活躍。夏は札幌記念を制し、古馬相手にも難なく快勝。4歳となった2022年はフェブラリーSで3着に好走するなどダート路線でも活躍し、同年のヴィクトリアマイルも制しG1・3勝を達成。今年初戦は連覇のかかったヴィクトリアマイルに挑むも、2着に惜敗。続く安田記念・7着がラストランとなった。

ソダシは父クロフネ、母ブチコ、祖母シラユキヒメという血統の白毛馬で、父クロフネ、母の父キングカメハメハも全て金子真人オーナーが所有する血筋。通算成績は16戦7勝。ソダシ号、お疲れさまでした。