【セントライト記念】成長力に期待大のソールオリエンス、1週前追い切りで1F11秒3の好時計マーク

日本ダービー2着から巻き返しを期すソールオリエンス(牡3、手塚貴久厩舎)が、東の菊花賞トライアル・セントライト記念(G2、芝2200m)へ向けて1週前追い切りを消化。

横山武史騎手を背にWコースで3頭併せを行い、3歳3勝クラスの僚馬キングズレインを5馬身、3歳1勝クラスのレヴォルタードを8馬身追走する形でスタート。直線で早々に並びかけ、いっぱいに追われるとラスト1F11秒3の鬼脚で鋭伸。楽々と2頭を突き放してキングズレインに1馬身、レヴォルタードに4馬身先着した。時計は6F80秒5-1F11秒3をマークし6Fは自己ベスト更新と、動き・時計ともに好内容の追い切りを消化した。

春の時点で「完成は秋以降」と陣営からコメントが出ており、ここを楽しみにしていたファンも多いはず。想定メンバーの中ではキャリアが浅い方だが、大事に使いながらG1を戦って着実に結果を出してきた。伸びしろはたっぷり残しながら素質だけで好走してきた春のクラシック。一夏を越えてどれだけ成長して強くなっているのか、今から楽しみが尽きない。