【JRA】ジオグリフはC.スミヨン騎手と新コンビで天皇賞(秋)へ

前走の日本ダービーで7着後、右前脚の第1指骨骨折で休養していたジオグリフ(牡3、木村哲也厩舎)は、予定通り10月30日に東京競馬場で開催される天皇賞(秋)へ出走する見通し。また、鞍上は短期免許で来日予定のC.スミヨン騎手との新コンビで臨むことが明らかになった。28日、所属するサンデーサラブレッドクラブが公式ホームページで明かした。

C.スミヨン騎手の来日は実に3年ぶり。短期免許の期間は10月29日から有馬記念当日の12月25日までとなる。G1は2010年の天皇賞(秋)をブエナビスタで、14年のジャパンCをエピファネイア、19年のエリザベス女王杯をラッキーライラックで制すなど3勝を挙げている。

ジオグリフの骨折は全治3ヶ月程度の軽度の骨折と前走後に発表されており、骨片摘出の手術をせず完治を待つ方針で調整が進められてきた。その後の経過は順調で、28日には放牧先である福島のノーザンファーム天栄から美浦トレセンに帰厩した。

また、次走の天皇賞(秋)の走り次第となるが、このレース後は12月11日に香港のシャティン競馬場で行われる香港カップ(G1、芝2000m)に挑戦する見込みとなっている。