ボンドガールはT.マーカンド騎手との新コンビで阪神JFへ、課題の“ゲート”克服なるか?

10月7日に東京競馬場で開催されたサウジアラビアRCで2着だったボンドガール(牡2、手塚貴久厩舎)は、12月10日に阪神競馬場で開催される阪神JF(G1、芝1600m)へ向かうことが明らかになった。なお、鞍上は現在短期免許で来日中のT.マーカンド騎手との新コンビで臨む予定。

前走のサウジアラビアRCは出負けして後方からとなり、道中は頭を上げるしぐさを見せて、折り合いを欠くシーンも見られた。それでも上がり3Fはメンバー中2番目の34秒1の瞬発力を見せて2着を確保。デビュー戦では上がり最速33.0の末脚で差し切り勝ちを果たしており、牝馬クラシック戦線で高い期待が持てる内容の勝ちっぷりだった。

ゲートの課題はまだ残っているが、そこを上手くクリアできればデビュー戦のような走りを見せてくれるのではないだろうか。ボンドガールは前走後、11月14日に美浦トレセンに帰厩。次走へ向けて、着々と準備を進めていく。