【JRAエリザベス女王杯2023】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

記事「【JRAエリザベス女王杯2023】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開」のサムネイル画像

3歳馬と古馬が激突する秋の女王決定戦「エリザベス女王杯」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回はその中でもとくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみましたので、予想の際にお役立てください。

ブレイディヴェーグ(牝3、宮田敬介厩舎)

11/2(木)栗東・CW(良)6F82.5-5F67.3-4F52.4-3F36.9-2F22.5-1F10.7(馬なり)

団野大成騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ(レースはC.ルメール騎手騎乗)。古馬3勝クラスの僚馬ノワールドゥジェを2馬身追走するかたちでスタート。道中はやや行きたがる面を見せていましたが、騎手がうまくなだめて4コーナーをまわっていき、直線は内に進路を取って軽く仕掛けた程度でラスト1F10.7の猛時計をマーク。ラスト1F標識で追いつき、併入しました。交わし切ることは出来ませんでしたが、手応えは圧倒的にこちらの方が優勢でした。しっかり追っていれば交わしきれていたように思える末脚で、ゴール後の勢いも十分。前走のローズS同様約2週間前に栗東へ入厩して動き・時計ともに好内容を追い切り消化と、万全の態勢を整えてきている印象です。

ハーパー(牝3、友道康夫厩舎)

11/2(木)栗東・坂路(良)4F53.6-1F12.3(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中をゆったりと登坂し、ラストも流すかたちで12.3をマークしてゴール。オークス以来実に約5ヶ月ぶりだった前走の秋華賞は14kg増での出走となりましたが、好位からしっかりとした末脚で3着に好走しており、末脚はしっかりと引き出せています。馬体の増加は成長分で、前走叩かれた効果もあってか追い切りではより素軽くなった印象です。叩き2戦目のここはパフォーマンスも上がってきそうです。

ジェラルディーナ(牝5、斉藤崇史厩舎)

11/2(木)栗東・CW(良)6F81.5-5F65.7-4F51.0-3F36.4-2F23.1-1F11.6(馬なり)

団野大成騎手を背に栗東CWコースで単走(レースはR.ムーア騎手騎乗)。序盤ゆったりと入り、道中も折り合いに専念しながら脚を溜めていく走り。最終コーナーもゆったりとまわり、しまい重点に追われてラスト1Fは11.6の好時計をマークしてゴールしました。ラスト2Fのラップは11.5-11.6と連続11秒台をマークしており、しっかり脚を溜めて長く良い脚を使えています。調整のピッチを上げてきたのは2週前で、先週はCWコースで6F81.2-1F11.8の好時計をマーク。2週前・1週前としまいは良い脚を使えており、秋初戦のオールカマーを叩かれた上積みが期待出来そうです。