【オークス2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

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牝馬二冠目の「優駿牝馬(オークス)」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。

ステレンボッシュ(牝3、国枝栄厩舎)

5/8(水)美浦・W(良)6F83.6-5F65.8-1F11.1(馬なり)

戸崎圭太騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬ノットファウンドと、同じく古馬1勝クラスのテンペストを先行させ、最後方から追走。道中は後ろで前との間隔を徐々に縮めながらスムーズに折り合い、直線を向くと終始楽な手応えで内から馬なりのまま伸びて併入しました。鞍上の戸崎騎手とは今回が初コンタクトでしたが、息の合った走りを見せ好感触。桜花賞・1着後は放牧へ出され、3日に帰厩。中4週のローテーションで今月4日から騎乗運動を始めて1週前でこの時計なら、好調と見て良さそうです。

ライトバック(牝3、茶木太樹厩舎)

5/8(水)栗東・CW(やや重)6F82.7-5F66.3-4F51.3-3F36.7-2F22.7-1F11.3(馬なり)

栗東CWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬サンライズガッツを追走し、道中は2~3馬身後ろで折り合いに専念。4コーナーで差を詰めて取り付くと、直線は外から楽々と相手に並びかけ、ラスト1F11.3の脚で並ぶ間もなく抜き去り大差で先着しました。桜花賞をラスト1F32秒8の強烈な末脚で3着に好走しているように、決め手は上位。持ち味の末脚は健在で、道中いかに折り合って脚を溜めることができるかがカギとなってきそうです。

アドマイヤベル(牝3、加藤征弘厩舎)

5/8(水)美浦・W(やや重)6F84.0-1F11.7(馬なり)

横山武史騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。ゆったりと入り、徐々にピッチを上げていくと、ラスト1Fは11.7をマークして併入。完歩は大きく取れており、騎手とのコンタクトも非常にスムーズです。2Fの距離延長ということで道中の折り合いを重視した内容の追い切りを消化してきている点は好感が持てますし、しまいも11.7の脚を使えているなら問題なし。鞍上の横山騎手は本番では騎乗しなかった3走前のフリージア賞でも追い切りで乗っており、この馬の特性はよく理解しているはず。課題となる距離延長にもしっかりと対応してきそうな気配です。