【JRA桜花賞2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

牝馬三冠の1冠目「桜花賞」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。

アスコリピチェーノ（牝3、黒岩陽一厩舎）

3/27（水）栗東・CW（良）6F82.2－1F11.2（馬なり）

北村宏司騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。今週末の大阪杯へ出走する5歳オープンの僚馬ルージュエヴァイユを追走し、道中は控えて追走。直線で合図があると慌てずスムーズな反応と伸びを見せて並びかけ、併入でゴールしました。2週前は栗東CWコースを馬なりで7F99.1-6F82.2-1F11.4をマークし、強めに追われた相手にしっかり追走併入と、先週から併せ馬でしっかりと動いています。この中間は早めに栗東に滞在し、ジックリと乗り込まれてきており、万全の態勢でレースに臨めそうです。

チェルヴィニア（牝3、木村哲也厩舎）

3/27（水）栗東・CW（良）6F81.8－4F52.5－3F37.6－2F23.8－1F11.9（馬なり）

栗東CWコースで2頭併せ。4歳オープンの僚馬ウンブライルを追走し、3コーナー手前あたりで相手が動いて差を広げられますが、4コーナーから直線へ向くところではスムーズに加速していき、ラスト1Fは11秒9の脚で伸びて併入してゴールしました。2週前は栗東CWを馬なりで追われ、6F84.6-1F12.6と軽めの内容でしたが、1週前は攻めた相手に対して手応えで勝って好時計で併入と負荷をかけてパフォーマンスも上がってきています。追い切りはこれまでほとんど左回りの経験しかなく、栗東での追い切りは今回が初。2週前で慣らし、1週前ではしっかりと時計を出してきていることから、順調に調整が進められていると見て良いでしょう。異例の直行ローテーションでどんなパフォーマンスを見せるのか、大いに楽しみな1頭です。

ステレンボッシュ（牝3、国枝栄厩舎）

3/27（水）栗東・CW（良）6F82.2－5F68.0－4F53.6－3F38.5－2F24.4－1F12.1（馬なり）

栗東CWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬ハヤヤッコを2馬身半追走し、3～4コーナーでじわじわと差を詰めていき、抜群の手応えで直線を向くと、ラスト1Fは12秒1の脚で伸びて楽々と相手を4馬身突き放して先着しました。2週前はラスト2Fを11秒台で駆け上がる好ラップをマークしており、着々と態勢を整えてきています。今週は時計は落ちましたが、雨の影響も残る馬場でしたし、まだ気持ちに余裕が見られ、追えばさらに時計は縮まっていたであろうと思わせる気配は見せており、高いレベルで好調はキープできている印象です。