G1・2勝のワールドプレミアが引退、種牡馬入り

2019年の菊花賞馬ワールドプレミア(牡5、友道康夫厩舎)が、11月25日付けで競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが明らかになった。同日、JRAが発表した。今後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬入りする予定。

ワールドプレミアは2018年10月に京都の芝1800mでデビュー。翌年2019年に菊花賞を制し、G1初制覇を達成。昨年は勝ち星を挙げれなかったが、今年は天皇賞(春)を快勝し、G1・2勝目を達成。秋初戦の天皇賞(秋)では11着に敗れ、次走は11月28日に行われるジャパンCを予定していた。しかし、体調が整わず、登録を見合わせていた。

ワールドプレミアは父ディープインパクト、母マンデラ、母父Acatenangoという血統。通算成績は12戦4勝(うち重賞2勝)。ワールドプレミア号、お疲れさまでした。