【注目新馬】絶好調藤沢厩舎、来年のクラシック候補生も準備着々

「来年のことを言うと鬼が笑う」と言いますが、この人が言うなら鬼も黙らざるをえないでしょう。オークス、ダービーと連勝した美浦・藤沢和雄調教師。クラシックは秋の菊花賞まで続きはしますが、今週からは来年のクラシックロードを目指す2歳馬がJRAでも登場します。藤沢厩舎には来年のクラシックを狙える逸材が多数揃っていますが、その中の1頭ファストアプローチのデビューが間近ということなのでご紹介いたします。

父ドーンアプローチに母はジョリージョコンドと両親とも外国血統ですが、母の全弟にサトノクラウンもいる、既に日本でも結果が出ている血統です。サトノクラウンもクラシックでは無冠となってしまいましたが、香港で大仕事を成し遂げ、同期の活躍により世代のレベルは折り紙付き。

藤沢師も牝系に魅力を抱いているコメントを出しています。馬体重は520kg前後と雄大な馬体でスピードとパワーを兼備したタイプ、という評価のようです。今週デビューの可能性もありましたが、次週以降へと持ち越しになりました。同じく関東の評判馬サトノオンリーワンはモレイラ騎手騎乗で日曜日にデビューが決定しました。いずれ大きな舞台でぶつかる可能性もありますが、まずは無事にデビューを果たしてもらいたいものです。