【新潟2歳S】ロードホースクラブから新たな"大物"誕生!新星ロードクエスト

記事「【新潟2歳S】ロードホースクラブから新たな"大物"誕生!新星ロードクエスト」のサムネイル画像

8/30新潟のメーンレース「第35回新潟2歳ステークス(G3)」を制したのは単勝1番人気のロードクエスト(牡2)だった。

ロードクエストは最後方から競馬を進め、直線まで最後方のインを進んだ。4コーナーで外へ行くかと思いきや、馬群が外へ広がりロスを懸念した鞍上の田辺騎手はそのままインを選択して直線へ。レース当日は雨を含んだ稍重の芝だったが、荒れたインをいったにも関わらず3F32秒という驚異の脚で17頭をゴボウ抜きして、さらにそのまま2着馬に4馬身差を付けて勝つという圧勝劇を演じた。
2着には12番人気のウインファビラス(牝2)が入着し、さらに2馬身差の3着には8番人気のマコトルーメン(牡2)が入着した。

血統的にもパワーはあるし、荒れた馬場を走れる脚は持っていた。初戦ではM.デムーロ騎手で大外をまわって勝利し、今回は荒れた内を突いてダイナミックな捲りで圧勝した。外でも内でも圧勝劇を見せたこの馬に期待は高まる一方だ。

ロードクエストは重賞初勝利を達成し、無敗の2連勝を飾った。昨年のサマーセールで626万円という破格の購入馬で、ロードホースクラブで1000万で募集された馬は想像以上に強かった。不世出のスプリンター、ロードカナロアを輩出した(株)ロードホースクラブからまた新たな大物候補が出現した。