【中京記念2022予想】押さえ必須の穴馬2頭とは?

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過去10年のデータと傾向でも記されているように、同レースは2年に1回は10万馬券以上の配当が出ている波乱レース。穴馬選びに力が入る一戦だ。

昨年は後方から進めた6番人気のカテドラルが直線外から伸びて2着に食い込んだ。ペースはスローで勝ち馬も1番人気の有力先行馬だったが、2・3着は後方で脚を溜めた馬が伸びてきた。

今年も昨年に続き高速化が顕著な小倉開催ということで先行馬から狙いたくなるものの、週中続いた雨とAコース最終日ということで、今年も後方で虎視眈々と上位を狙う伏兵馬を探し当てたい。

有力候補1頭目は、先にも挙がった昨年2着馬カテドラルだ。昨年の中京記念・2着後、続くオータムハンデも7番人気ながら快勝と、2戦連続で穴をあけて昨年の夏競馬を盛り上げてくれた波乱の立役者だ。

しかし以降は掲示板にも載れない競馬が続いており、近走も馬に覇気が見られない。近走の内容からはとても買えるような1頭ではないが、夏は毎年走る馬で、今回は待ちに待った得意の小回りコース。今回はブリンカーも外す予定のようなので、良い刺激になって久々の激走を演じてくれるなんてことも、波乱傾向の強い同レースなら十分あり得るだろう。

続く2頭目は、モズナガレボシだ。昨年の小倉記念を6番人気ながらメンバー上がり最速の脚で追い込んで快勝。2000m以上の中長距離戦線を主戦場としてきた馬で1800mはやや短すぎる印象も受けるが、芝1800mも2戦1勝、3着1回で馬券は外していない。小倉は2戦2勝と好成績で、今年も新潟大賞典で4着と平坦コースでの成績が良い点も好感が持てる。

好走パターンはタフな展開、タフな馬場で、上がりがかかってくる展開がベスト。当然、雨の影響でタフな馬場となっていれば好都合だ。また、小倉記念・1着は、前半こそゆったりなペースだったものの、向正面が人気馬が動き出したことで後半流れが激化したことが好走に繋がった。今回も有力馬の動き出しが早くなれば浮上してくる可能性は十分にあるだろう。

穴馬選びに頭を悩ませているなら、カテドラルとモズナガレボシの2頭をおさえてみてはいかがだろうか。