【秋華賞2020予想】雨で買える馬3頭、買えない馬3頭

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週中は雨が続き、週末も土曜は雨ということで秋華賞当日は時計の掛かる馬場となる可能性が高そうだ。先週も台風で雨が続いており、日曜は乾いたが時計はやはり掛かっていた。今週もタフな馬場を想定して各馬を評価していく必要がありそうということで、渋った馬場で買える馬とそうでない馬をリストアップしてみた。

■タフな馬場で買える馬

・デアリングタクト

重馬場の桜花賞では底知れぬパワーを繰り出して、ライバルたちをねじ伏せる強い内容で快勝。重馬場としてはかなり早いペースで進む同馬向きの展開ではあったが、伸びあぐねるライバルたちを尻目に上がり最速36.6秒の末脚が繰り出せていることからも、重馬場適性は世代でも高いと見て良いだろう。

・ウインマイティー

2走前の忘れな草賞は稍重で時計のかかる中での勝利。父はゴールドシップ、母父カコイーシーズという血統からもパワーは豊富そうなイメージで、時計がかかっての持久力戦は望むところだろう。

・クラヴァシュドール

重馬場の桜花賞は控えて内からしぶとく伸びて、上がり2位の37.1秒で4着に健闘。1週前の追い切りは重馬場の芝コースを走り、6F80.8-1F11.6の好時計をマーク。渋った馬場でもこなせそうな気配。

■タフな馬場で買えない馬

・リアアメリア

持ち味である瞬発力は良馬場でこそ。切れ味が削がれる馬場になると力を十分に発揮できない可能性が高い。桜花賞では10着に大敗していることからも、タフな馬場では評価を下げる必要がありそうだ。

・マジックキャッスル

桜花賞は12着に大敗。この馬も良馬場でこそ切れるイメージ。稍重の紫苑Sでは直線入り口で閉められそうになるも、坂を登ってから再び伸びているので根性はある。ただ、瞬発力勝負で狙いたい1頭で、重馬場では持ち味を十分に発揮できなそうだ。

・パラスアテナ

3走前のカーネーションCでは上がり33.3秒の切れる末脚で快勝。時計の掛かる紫苑Sでは2着に好走しているのである程度重たい馬場もこなせそうだが、良馬場こそ買いたい1頭。