【凱旋門賞2022】斤量が恵まれる3歳牝馬が今年も波乱を巻き起こすか?

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今週は日本ではスプリンターズSが行われますが、フランスのロンシャン競馬場では日本時間の10月2日23時05分に凱旋門賞が行われます。

日本からはディープボンドが2年連続の参戦、海外G1なら血が騒ぎそうなステイゴールド産駒のステイフーリッシュ、今年の日本ダービー馬のドゥデュース、そして春の天皇賞、宝塚記念と連勝で挑むタイトルホルダーが参戦を予定しており、今年はチームJRAといえる布陣で、騎乗する騎手もJRA所属の騎手となっています。

昨年大波乱で凱旋門賞制覇となったトルカータータッソは、主戦のピーチュレク騎手がバーデン大賞勝ち馬のメンドシーノに騎乗するため、デットーリ騎手で参戦となっており、今年は昨年よりも人気が上がってくる中での連覇なるか注目です。

牝馬の斤量が恵まれているレースという印象もあり、フランケル産駒のアルピニスタが今年の注目株となっています。

また3歳牡馬勢からはムーア騎手騎乗のルクセンブルクは、このレース常連といえるアイルランドのオブライエン厩舎の管理馬ということもあり、上位人気が想定されています。

抜けた馬が不在の年は参戦頭数が多くなる傾向のある凱旋門賞だけに、今年も波乱が予想されますが、善戦続きながら相手関係も考慮され人気薄になりそうなラパリジェンヌは、穴馬として狙ってみたいところです。

モッセ騎手騎乗で、重賞勝ちこそまだないものの、フランスオークス2着、ヴェルメイユ賞3着とあと一歩のところまできており、5戦していずれも3着以内という堅実さも売りとなっています。

見どころ満載となる今年の凱旋門賞ですが、斤量が軽い牝馬は馬券検討には追加しておきたいところです。