【皐月賞2018予想】当日は雨予報!重馬場の実績がある5頭に注目

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開催最終週となる中山競馬の日曜メインを飾るのはG1の「皐月賞」。最終週ですが近年は路盤改修の効果もあってか速い時計も出ている印象がある中山競馬場。

しかし、週末の関東は現在日曜日が雨の予報となっており、降雨があるなら良馬場とはいかなそうです。今回は「重馬場以上」で勝利実績のある馬を5頭リストアップしてみました。

皐月賞(2018)出走予定馬の重馬場適性|重馬場以上で勝利実績のある馬5頭

ワグネリアン(1-0-0-0)

雨で重馬場の野路菊S(OP)を勝利。9頭立ての少頭数で控えて後ろ目を追走し、脚をためて直線で追い出すと2馬身半差をつけて圧勝。重馬場というほど重くは無い印象でしたが、それでも上り3F33.0をマークしており、道悪になってもある程度はこなせそうです。祖母には末脚自慢のブロードアピールがいる血統で、パワーのある血統なのも魅力です。

ステルヴィオ(1-0-0-0)

小雨が降る重馬場のコスモス賞(OP)を勝利。札幌の洋芝の1800mで時計もかかる馬場でしたが、クビ差で差し切り見事に優勝。手綱を握ったC.ルメール騎手はレース後に「良馬場の方がもっと良い」というコメントしていることから良馬場の方が良さそうですが、過去に記したロードカナロア産駒の馬場状態別成績を見ても、重い馬場はこなせる可能性は十分あります。

タイムフライヤー(1-0-0-0)

雨で重馬場だった萩S(OP)を勝利。流れた中で後方から突き抜け、断トツの上がり最速をマークし、4馬身差の圧勝でした。ハーツクライ✕ブライアンズタイムという配合からも、スタミナも豊富でタフな馬場は得意なタイプと言えそうです。良馬場でも問題はないですが、馬場は悪化すればこの馬にとって有利に働きそうです。

グレイル(1-0-0-0)

雨で不良馬場の新馬戦を勝利。前日から降る雨の影響で極悪不良馬場となりましたがこれを快勝。2走目に勝利した京都2歳Sも良馬場でしたが、開催最終週で前日の雨の影響が残って時計は掛かる馬場でした。父はハーツクライで、これまで力の要る馬場での後半勝負で高いパフォーマンスを見せていることからも、馬場は悪化した方が狙いやすそうです。

マイネルファンロン(1-0-0-0)

重馬場の未勝利戦を勝利。スムーズに先手を取って逃げ、そのまま後続に並ばせず4馬身差をつけて逃げ切りました。父はステイゴールドで母系もパワー系が多く、馬格があることからもパワータイプと言えそうです。同馬を管理する手塚調教師も「瞬発力タイプではないので、 週末の雨予報は救いですね。」とコメントしており、雨は歓迎の口。

以上、重馬場実績がある5頭の馬を紹介いたしました。他にも、まだ経験していないだけで実は重めの馬場が得意という馬がいる可能性はありますが、すでに実績のある馬はとくに当日の馬場次第では注意したいと思います。