【JRA北九州記念2021予想】モズスーパーフレアは消し?狙うなら“差し馬”か

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今年で3年連続の参戦となるモズスーパーフレア。昨年は高松宮記念1着から進めて同レース2着。その前は高松宮記念15着から進めて同レース4着。高松宮記念から北九州記念、そしてスプリンターズSはこの馬のお馴染みのローテーションとなる。メイチは当然この後のスプリンターズSということで、ここはあくまで“最終目標の叩き”という見方をするファンも多いだろう。

専門誌や他のメディアの想定を見る限り1番人気に推される可能性が高いが、1番人気は2008年以降勝てておらず、逃げ馬という脚質や本番へ向けた叩きという条件が揃っていることからも、アタマでは買い難い1頭ではある。

同型との兼ね合いが鍵となるが、ファストフォースやボンセルヴィーソ、ボンボヤージ、ロジクライなど今年は前へ行く馬も多い。前半32秒台で飛ばせるような馬はこの馬くらいで、競り合ってわざわざ自滅しにいく馬もいなそうなことから、馬場さえ良ければハイラップで逃げての押し切りも十分有り得そうだ。

しかし、先週不良馬場で開催された影響で、馬場の内側は特に荒れてきている印象もある。下り坂スタートの小倉は大体の馬が出足が良くなるため、モズスーパーフレアが持つ出足の良さがここでは十分に生かされないのではないかという懸念もある。脚を溜めるのが厳しい展開では、さすがの快速馬もアタマで粘り切るのは厳しいかもしれない。

条件的には差し馬の方がアドバンテージを取れそうで、強い差し馬から狙うのが無難とも言えそうだ。モズスーパーフレアはここは消し、狙うなら本番のスプリンターズSの方か。何れにせよ、内が伸びそうな馬場か否かは見極める必要がありそうだ。