JRA最年少馬主、21歳オーナーの所有馬コンクパールがド派手な初勝利!
今年デビューを迎えた大物馬主として名が挙がるのは、『ウマ娘 プリティーダービー』でおなじみのサイバーエージェント代表取締役の藤田晋さんではないでしょうか。
馬主としてのデビュー戦は、初出走馬のデュガを、小倉のオープンレースのフェニックス賞に出走させるという異色のもので、勝利こそならなかったものの3着に健闘し、続いて挑んだ小倉2歳Sでも掲示板を確保など、インパクトのある走りを見せています。
初勝利を挙げたのは千葉のサラブレッドセールで5億超えで話題となったディープインパクト産駒のドーブネでした。9月4日の札幌2歳新馬戦で鞍上は武豊騎手、管理するのは武幸四郎厩舎という武兄弟とのタッグでの勝利と、引き続き今後も注目していきたい大物馬主の記念すべき初勝利となりました。
派手なデビューを飾ったといえる藤田晋さんですが、更にド派手なデビューを飾ったのがJRA最年少馬主の前田幸大さんです。
ノースヒルズ代表でおなじみの前田幸治さんの次男で、慶応大学経済学部に在籍する21歳の現役大学生となっています。
記念すべき初勝利となったのが、9月4日に行われた小倉2レースのダート1700mの未勝利戦で、栗東・中竹厩舎所属のコンクパールが圧巻のレコード勝ちで飾りました。
走破時計1分44秒8は、ダート1700mの2歳JRAレコードを0秒1、さらに小倉の2歳レコードを0秒8更新しており、持ち時計が速い馬が単純に強いと言い切れないのが競馬ではありますが、先々に期待が持てるメモリアルレースとなりました。
競馬界で成功している個人オーナーとしては、今は法人化されている金子真人オーナーの相馬眼が抜けているように思えますが、今後追いつけ追い越せとなるかどうか、新人馬主たちの活躍も注目したいところですね。