【カンナS予想2021】オープン初勝利へ、狙いすましたスプリンター配合のフリートオブフット

今週の中山土曜9レースに組まれているのは、芝1200mの2歳オープン、カンナステークスです。過去5年のデータでは1～3番人気馬が勝利しており、1，2番人気馬のワンツーが2回と堅いレースとなっています。

中山土曜9レースに組まれており、芝1200mに登録10頭となっています。

小倉2歳Sでは2番人気支持を受けたインプロバイザーが菅原明良騎手との新コンビで挑む予定となっており、母リトルゲルダも得意としていた芝1200mでオープン勝利なるかも注目となっています。

同じダイワメジャー産駒ではコラリンも人気の1頭となりそうで、横山武史騎手から今回はルメール騎手にかわって、3戦目での前進を狙っています。

上位人気馬がなかなか崩れないレースということもあり、軸馬は3番人気以内からといきたいところですが、血統面から注目してみたいのがキンシャサノキセキ産駒のフリートオブフットです。

デビューから手綱を取り続けてきた愛馬2頭が同じレースでかちあってしまう、というのはリーディング上位騎手の宿命といえるかもしれませんが、横山武史騎手が自ら選んだのか先約だったのかは明かされてはいないものの、結果的にこちらに騎乗しての参戦となりました。

フリートオブフットの母はシーイズトウショウということで、インプロバイザー同様、こちらも母が短距離重賞勝ち馬で、キンシャサノキセキとの配合はマイル以下の適性を狙ってものと思われ、狙いすました産駒が誕生したといえそうです。

エフフォーリアとのコンビで皐月賞を制しており、キャロットファームの信頼は勝ち取ったともいえる横山騎手ですが、クラブ馬としてはキャロットファームと並び毎年クラシック、G1戦線に顔を出しているシルクレーシングの勝負服ではまだG1勝利がないだけに、有力馬主とのパイプを太くする意味でも、2歳オープンレースとはいえ存在感を見せてほしいところですね。