【西宮S予想2021】秋華賞でも好成績のパラスアテナ、満を持してのオープン入りなるか?
過去5年のデータでは1番人気が4年連続で馬券に絡んできたものの、昨年には8番人気のゴーストが勝利し波乱となったのが、日曜10レースに組まれている3勝クラスの特別戦の西宮ステークスです。
2016年のブラックムーン、2017年のジョルジュサンク、2018年のエアウィンザーなど、その後重賞路線で名前を多く見ることになる馬たちがこのレースを勝利後に活躍を見せているレースだけに、今年の勝ち馬にも注目したいところです。
フルゲート18頭に登録17頭で、全馬出走可能となっている今年。ジェンティルドンナとモーリスの仔ジェラルディーナが出走すれば上位人気が予想され、タガノパッションもオークス4着の実績上位馬と、秋華賞とのダブル登録組が目立つ形の出走登録馬の中で今回注目したいのは4歳牝馬のパラスアテナです。
美浦・高柳厩舎所属の4歳牝馬で、ここ2戦の内容は振るわないものの昨年のこの時期は紫苑S 2着から本番の秋華賞4着と、G1でも結果を残している馬だけに、牡馬との混合戦で人気を落とす今回は馬券妙味もある1頭です。
またさらなる強調材料として挙げたいのは、紫苑S 2着、アメジストS 3着のパートナーである武豊騎手を確保している点でしょう。
阪神競馬場は初出走に加えて、中3週のローテーションも初めてとなるだけに、適性面では未知数な部分の多い参戦となりますが、重賞戦線で掲示板を確保してきた能力を考えれば、勝ち負け必至といえそうです。