【府中牝馬S予想2021】キズナ産駒スマートリアン、強力上位勢に食い込む穴馬となるか?

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今週土曜東京のメインレースに組まれているのが、1着馬にエリザベス女王杯への優先出走権が与えられるG2の府中牝馬Sです。

フルゲート18頭に対して登録21頭と人気のレースとなっており、除外対象馬には3歳クラシック路線で人気を背負ったクラヴァジュドールやホウオウピースフルがおり、狭き門となっていますが、出走なら印がつく馬たちだけにハイレベルなレースが期待できそうです。

昨年のこのレースの勝ち馬サラキアは7番人気と低評価でしたが、その後はエリザベス女王杯でラッキーライラックの2着に加えて、有馬記念ではクロノジェネシスを外から猛追して2着に食い込むなど、強豪牡馬相手でも高いレベルのレースができているだけに、今年の勝ち馬にも注目したいところです。

明け4歳牝馬勢が人気を背負う構図となりそうで、ヴィクトリアマイルで4番人気を背負ったデゼルが8着からの巻き返しを図り、阪神牝馬S勝利のときのパートナーである川田騎手を確保して、休み明けから必勝態勢となるか注目となっています。

また昨年の秋華賞2着以降、3着以内を外さない安定感を誇っているマジックキャッスルも主戦の戸崎騎手が引き続き騎乗し、東京コース、2か月半の休み明けは2着が最高というこれまでの戦績から、今回こそ1着を狙えるかどうか期待したい1頭となっています。

上位陣のレベルが高いだけにつけいる隙がなかなかなさそうですが、狙ってみたいのがキズナ産駒のスマートリアンです。栗東・石橋守厩舎の管理馬で三浦騎手が引き続き騎乗予定となっています。

今年4月にオープン入りして以降まだ勝ち星はありませんが、牡馬相手の谷川岳S 2着、米子S 2着、京成杯AH 4着と善戦を続けており、牝馬限定戦ならG2でも勝ち負けしても不思議ない戦績となっています。

芝1800mでは連勝の実績もあり、マイルから1800mの芝がベストと現状思える戦績だけに、本番のエリザベス女王杯は距離が長い可能性もありますが、穴馬として今回狙ってみたいところですね。