【牛若丸ジャンプS予想2017】”指名手配”ウォンテッド、重賞初V狙う
1月28日(土)、京都8Rは障害4歳以上のオープン混合戦、「牛若丸ジャンプステークス」が開催される。
ウォンテッドの馬名の意味は指名手配だが、脚質は逃げではなく差し。指名手配中なら逃亡というイメージが強いが、指名手配されている馬など当然いないわけで・・・この辺りのギャップが面白い。
指名手配とまでいかないが、警戒はされている。ウォンテッドはその馬名からも逃げれば「逃亡失敗」「逃亡成功」と言って面白そうだが、馬名がウォンテッドだからと言って逃げに拘る必要もない。
自分の競馬に徹すればいいだけ。今回は思わず馬名から入ってしまったが、本題はレースの方で、やはり差し脚に期待したい。あまり前に行く馬ではなく、今回も中団からの競馬になるのではないか?と予想している。
障害競走の場合は余りハイペースにはならない。稀に超ハイペースで後先考えず飛ばす馬がいるが、残り1000m辺りで後続が一気に差を詰め、残り600mでは完全に脚が上がり勝負ありということになる。今回はその様なギャンブルプレーに出る馬はまず考えられず、平均ペースとなりそうなので、ウォンテッドの実力でどこまで差を詰まられるかが勝負のカギとなる。
前走の中山新春ジャンプS(3着)でも、ペースが上がってもスムーズに飛び越えをクリアし、最期までしぶとく脚を使っていった。約1年2ヶ月ぶりの馬券圏内だったが、復調の兆しが見えた前走から中2週で今回は斤量も前走から-2kgの60kg。調子が上向きで、条件的にも良い今回は悲願の重賞初制覇を果たす可能性もある。