【ゆりかもめ賞考察】名は体を表す?未開花の大物に期待

記事「【ゆりかもめ賞考察】名は体を表す?未開花の大物に期待」のサムネイル画像

ダノンと聞くと一般的にはヨーグルトが思い浮かぶでしょうが、競馬ファンにとっては当然シャンティやレジェンドなどでしょう。そんなダノン軍団から、馬名からも期待値が高いと思われる馬を今回はご紹介します。

今週土曜日の東京9Rゆりかもめ賞に出走予定のダノンキングダムです。キングダムなどと仰々しい単語がつくと馬主サイドの期待が高そうな名前に見えますが、これまでローズキングダムくらいしか大物は出ていません。

まずはダノンキングダムの血統を確認しておきましょう。父ステイゴールド、母ヴィヤダーナ。半兄にNHKマイルカップにも出走を果たしているダノンメジャーがいます。父が変わり、距離適性は兄より延びているようでデビュー戦は芝2000mで見事1番人気で勝利。前走も芝2000mを使ってきましたが、出遅れてしまい競馬にならず3番人気ながら9着に敗れました。

今回は前回よりは相手が軽い。ディープインパクト産駒のアーザムブルー、ルーラーシップ産駒のレジェンドセラーあたりがライバルになりそうですが、今回は北村友一騎手から戸崎圭太騎手へスイッチ。距離もコースもダービーと同じなだけに、今回勝ち負けできれば、牝馬路線と違い混戦の3歳牡馬路線なだけに今年はまだ春のクラシックに間に合う可能性があります。少頭数になると思われますが、今回は出遅れなく内容の濃いレースを期待したいものです。