【東スポ杯2歳S予想2021】G1馬連続輩出中の出世レース、今年の行方は？

昨年は1着馬のダノンザキッドが勢いそのままにホープフルSを制し、2着のタイトルホルダーは弥生賞勝ち、さらに秋に大輪を咲かせて菊花賞制覇となった出世レースが、今週土曜東京競馬のメインレースに組まれている東京スポーツ杯2歳Sです。

さらに一昨年の勝ち馬は3冠馬のコントレイルがおり、3年連続でG1馬を輩出できるかどうかも注目となっており、また今年からG2に格付けがあがったこともあり、さらに有力馬が参戦する可能性が今後高くなってくるレースとなりそうです。

今年人気を集めそうなのが新種牡馬キタサンブラック産駒でルメール騎手が引き続き騎乗予定のイクイノックスで、デビュー戦は2番手追走から抜け出して6馬身差の圧勝を演じています。

半兄のヴァイスメテオールはラジオNIKKEI賞勝ち馬で、兄よりも仕上がりが早そうなだけにここで結果を出してクラシック路線に乗れるかどうかも楽しみな逸材といえます。

1番人気馬が2連勝中となっており、今年の1番人気馬も馬券検討では欠かせないところですが、2017年の勝ち馬で、後に日本ダービーを制したワグネリアンと同じく、栗東・友道厩舎の管理馬で、金子真人HD所有のダンテスヴューにも注目したいところです。

デビュー戦は取りこぼしとも言える脚を余すような内容で、今回再戦することになった12番人気のユキノオウジサマ相手に2着に敗れたものの、続く未勝利戦ではきっちり先行して押し切る内容で勝利しています。

デビュー戦から新潟競馬場、中京競馬場と左回りコースにこだわったローテーションが組まれており、今回も初の参戦となる東京競馬場になりますが、これまで2戦同様に左回りコースだけに難なくこなす可能性に期待したいです。

デビューから手綱を取っている川田騎手にとっても、マカヒキなどお世話になっている厩舎、オーナーだけに結果が欲しいところではないでしょうか。

勝ち馬のみならず2着馬の今後にも注目のレースだけに、日曜日のマイルチャンピオンシップに注目は集まる今週末ですが、必見のレースとなりそうですね。