【フェブラリーS2017結果】ゴールドドリーム差し切りV!亡き父へ捧げたG1初勝利

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19日(日)に東京競馬場で開催された第34回フェブラリーステークスは、M.デムーロ騎手が騎乗する2番人気のゴールドドリームが優勝した。鞍上のデムーロは昨年のモーニンでの勝利に続き連覇を達成した。勝ちタイムは1:35.1(良)。

レースはインカンテーションがハナに立ち、ニシケンモノノフが番手で追走し、2頭が2馬身ほど後続を離して先行。離れた3番手にコパノリッキー、この後ケイティブレイブ、モーニン、アスカノロマン、ホワイトフーガ、ベストウォーリアが続いた。中断に先頭にゴールドドリーム、後方2番手にカフジテイク、最後方にデニムアンドルビーが追走した。

4コーナーで後続が前へ出て馬群が固まる。番手のニシケンモノノフが先頭に立って粘るが、その外から勢いを付けて進出したゴールドドリームが伸びて先頭へ。さらに内から抜け出してきたベストウォーリアもニシケンモノノフを交わすと2頭の叩き合いに。これに大外一気のカフジテイクが追撃するが、ゴールドドリームが凌ぎ切って優勝した。

クビ差の2着には5番人気のベストウォーリアが入着し、さらに3/4馬身差の3着に1番人気のカフジテイクが入着した。

優勝したゴールドドリームは前走のチャンピオンズカップで12着に大敗。巻き返しを狙った今年初戦のフェブラリーステークスで見事な差し切りVを果たし、G1初勝利を飾った。同馬は先日亡くなったばかりのゴールドアリュール産駒。悲願であったG1タイトルを獲得し、亡き父に勝利を捧げた。