JRAチャンピオンズカップ（2021）出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析！

中京競馬の開幕週を飾るのは中央ダート日本一を決めるG1「チャンピオンズカップ」です。2014年に名称がジャパンカップダート（JCD）から現在のチャンピオンズカップに変わり、舞台は阪神競馬場から中京競馬場へと変わりました。今回は中京に変わってからの過去7年間に加え、阪神・ダート1800mで行われた2011～2013年を含めた過去10年のデータをもとに、チャンピオンズカップの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気は堅実も、人気薄の激走も要警戒

人気は「1・2・6番人気」が2勝ずつを挙げており、連対数は「1番人気」、3着内の回数は「3番人気」が最多となっています。一昨年は「1～3番人気」の3頭で決まる堅い決着でしたが、その前は「8番人気」が2着、その前は「8・9番人気」が1着・3着に入着するといったように、近年は波乱傾向が見られます。人気薄の激走に警戒すべき一戦であると言えるでしょう。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」が不振＆「先行」がやや優勢

コースは中京競馬場のダート1800mを使用。「枠」と「脚質」については中京競馬場へと代わった2014年以降の過去7年のデータをもとに考察していきます。

枠は「2枠」と「5枠」が2勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「2枠」が最多となっています。「7枠」と「8枠」からは勝ち馬が出ておらず、大外の「8枠」は3着内も0回。外枠が不振傾向にあります。

脚質は「先行」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「逃げ」も連対数は0回ですが、3着は3回あり、馬券圏内に逃げ粘るケースがよく見られます。「差し・追い込み」も決まっているので、前目で競馬をする馬がやや優勢という程度に考えておきたいと思います。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の8勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3～+3kg」に注目です。

■年齢は「5歳」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「5歳」に注目です。性別は、9勝を挙げている「牡馬」が中心となります。「牝馬」は3着内が1回のみとなっており、ほとんど絡みません。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

■前走レースが「JBCクラシック」だった馬に注目

前走レースは、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内が最多の「JBCクラシック」に注目です。前走着順は「1着」と「2着」が3勝ずつを挙げており、前走で連対している馬が好走しています。また、前走で「6着以下」だった馬は0勝、2着も2回のみとなっており、割り引いて良さそうです。

■騎手は「M.デムーロ」に注目

騎手は唯一2勝を挙げている「M.デムーロ」に注目です。