【チャンピオンズC予想2021】クリンチャー、好相性パートナーと巻き返しへ
今週日曜の中京メインレースは秋のダート王決定戦「チャンピオンズカップ」が開催されます。
昨年同様JBCクラシックからのローテーションで挑むチュウワウィザードは、今年はサウジアラビアやドバイに遠征し昨年以上の経験を積んで主戦の戸崎騎手とともにこのレースの連覇を狙います。
新星誕生の一番の期待はやはり今年の桜花賞馬ソダシでしょう。オークス、秋華賞で結果を残せなかったのは距離の壁もありそうですが、今回は非根幹距離となる1800m戦ということもあり、また父クロフネも得意としていたダートに初参戦ということでアイドルホースの新たな挑戦に注目が集まります。
芝からの転戦組では、芝適性をはかるべく夏の函館記念に出走したものの結果が出せなかった今年のフェブラリーS勝ち馬のカフェファラオもルメール騎手で参戦を予定しており、多士済々といったメンバー構成となりそうです。
上位陣に魅力のある馬たちが多い中、今回人気を落としそうなクリンチャーに注目したいと思います。川田騎手とのコンビで挑む予定となっており、みやこS、佐賀記念、名古屋大賞典などこの馬とのコンビで結果を残している川田騎手を確保できたのは強調材料と言えるでしょう。
前走1番人気馬を狙え、というのは馬券検討でささやかれる戦術の1つですが、その点でも狙い目といえる1頭です。
昨年もこのレースに参戦しており、5番人気とまずまずの支持を受けたものの普段よりも後ろ目の位置取りを余儀なくされて大敗を喫しただけに、昨年より人気を落としそうな今年は馬券妙味も期待できそうなので、相性の良いパートナーとの巻き返しを期待して相手候補の1頭に加えて勝負しようと思います。