【チューリップ賞2017予想】ソウルスターリング vs リスグラシュー!2頭のほぼ一騎打ちムード
24日(日)は桜花賞トライアルのチューリップ賞が開催。いよいよクラシックのトライアルが始まったわけだが、今回最大の注目馬は何と言ってもこの馬、ソウルスターリングだろう。藤沢厩舎期待のフランケル産駒で、2歳時は負け知らずの3連勝で阪神JFを快勝した。2歳女王として迎える今年初戦のチューリップ賞は肩慣らしの一戦と言える。メンバー的にも8分のデキで勝つ事が出来そうなくらい潜在能力は抜けて高い。
桜花賞が行われる阪神1600mコースは前走で既に経験済みで、今回のチューリップ賞もまた桜花賞と同じ舞台。先ずは今年の初戦どんな走りをするかに注目が集まる。期待通りの楽勝か?それともまさかの敗北か?どんなに確勝と言われても競馬は走ってみないと分からないが、他馬とは能力面で1枚抜けていることは明らかである。ここは先述の通り無条件通過の可能性が極めて高い。本当にこの馬の能力が発揮されるのは桜花賞からだろう。桜花賞後はオークスとこの後に大きなレースが控えているが、初戦の入り方は非常に重要だ。いくらメンバーが楽でも下手な競馬はしたくない。
阪神JF2着のリスグラシューの巻き返しも・・・?!ここは二頭のほぼ一騎打ち!
無敗のG1馬ということで馬券的にもソウルスターリングを中心に組む買い方で間違いないと思うが、阪神JF2着のリスグラシューもなかなか手強い。外枠、出遅れ、外差しが効かない馬場での2着は強い内容だ。阪神JFの時点ではソウルスターリングの方が完成度が高かっただけかもしれない。ソウルスターリングがチューリップ賞に出るとわかった上で挑んできたわけだし、ここを選んだからにはそれなりの自信があると考えて良いだろう。
いずれにせよ二頭の一騎討ちムードには変わりなく、この二頭の馬券はかなり堅めの配当となりそうだ。とは言え本番前に勝負付けはまだ済んでほしくないという気持ちもあるので、どちらも勝負付かずで桜花賞やオークスで一線級を交えての頂上決戦というのが一番盛り上がりそうだ。どんな結果になるかわからないが、馬券的には深く考えずにシンプルに強い二頭から買っていきたいと思う。