【金鯱賞2017予想】ステファノス軸の金鯱賞考察!
今週から中京競馬が開催。開催初日のメインレースは昨年12月に開催されたばかりの金鯱賞だ。これで何度目の引っ越しだろうか?開催時期がコロコロ変わる同競走には振り回されてばかりだが…今年からG1となった大阪杯の重要な前哨戦だ、文句ばかり言ってられない。「3ヶ月で同じレースを二度も楽しめるなんてオトク!」とプラス思考で考えるようにしよう。
さて、このレースの注目馬は前走香港C3着のステファノスだ。G1は国内外合わせて2着2回、3着3回と勝ちきれないレースが多いが、G1制覇がもう少しで手の届くところまで来ている。中京コースは新馬戦(4着)以来となるが、2000mの距離はベスト。一週前の追い切りでは6F83.3-5F67.9-4F52.6-3F37.5-1F12.0秒とおとなしめ。今週の追切でもう少し強く乗ってもらえれば良くなりそうだ。本番はあくまで大阪杯なのでここは叩きだと思うが、ここで3着内に入らないようでは本番も厳しい。
脚質に自在性があるので、後ろからも前からもいけるのは大きな武器だし、ここは本番へ向けて良い流れを作ってもらいたい。コンビを組む川田将雅騎手がどういった作戦を取るかだが、昨年までこの時期に行われていた同じ中京2000mの中日新聞杯では3年連続で連対しており、金鯱賞も2014年にラストインパクトで勝っている心強い騎手だ。賞金面では大阪杯出走はクリアしていると言え、手を抜くようなヌルいメンバーでもない。前哨戦は本番に繋がる良い走りに期待したい。
春の中距離G1は宝塚記念しかなかったので、大阪杯がG1に昇格したのは非常に大きく、ステファノスだけでなく多くの馬にG1馬になるチャンスが広がったと言える。本番はさらに強いメンバーが集まることを考えると、ここで無様な負け方はしてほしくない。軸候補として考えておこうと思っている馬なので、叩きだとしてもここは最低でも3着内は必須で入ってもらいたいところだ。