JRA京都金杯(2022)の推奨穴馬は、末脚自慢のアノ馬!
昨年に続いて中京での開催となる京都金杯。例年の京都なら難しかった馬も、中京ならチャンスという馬も必ずいるはずです。
そんな今年の京都金杯で最有力視しているのは、昨年のエプソムCの覇者、ザダルです。東京と新潟を中心に使われてきている左回り巧者で、今回は中京開催ということで参戦してきた模様。
秋初戦の新潟記念は1番人気の期待を大きく裏切る13着に敗れましたが、スタートの出遅れが大きく影響したもので前走の富士S・7着も、外を回った馬が上位を独占しており、結果内枠が不利になったレースでした。
少し早い流れで好位・中団から差し脚を活かすタイプで、脚質的に綺麗な馬場も合うタイプ。経験の少ないマイルが舞台となりますが、開幕の馬場は合いそうですし、今年は先行馬が多いので差しも届きそうな気配は十分です。
直線が長い左回りコースでは、32秒8、33秒2という強烈な末脚を使っており、前崩れの展開になる可能性もある今回は一気に差し切るシーンも期待できそうです。ということで本命はザダルです。
続いて相手ですが、今年はアンドラステやカラテなど多数の有力馬が直前で回避しており、混戦ムードが漂います。伏兵の台頭も十分ありそうなメンバー構成になってきたいということで、冒頭でも述べた通りオススメの穴馬を1頭紹介したいと思います。
今回激走に期待したいのが、ロードカナロア産駒の7歳馬ステルヴィオです。20年のスプリングCとスワンSではいずれも2着に好走。18年のマイルCSを勝ったG1馬ということで重いハンデは背負いますが、実績面は断然格上です。
マイルCS勝利以降から勝ち星から遠ざかっていますが、前走のスワンSでは前傾ラップの持続力勝負と向かない展開を0.3秒差の5着に善戦し、復調気配を見せました。脚をしっかり溜めて後半長く脚を使って良さが出るタイプなので展開に左右されやすい馬ではありますが、左回りと距離は問題ないので、前半で上手く脚を温存出来れば最後は見せ場を作ってくれるでしょう。
最近は中穴クラスという立場での参戦が板についてきており、馬券妙味は今回も十分。このメンバーが相手なら上位に食い込んでくる可能性は十分あると見て、激走に期待したいと思います。
ということで今年の京都金杯は本命ザダル、穴馬にはステルヴィオを絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。