【ダービー卿チャレンジT予想2017】ロイカバード、前走は展開不利。今後は差しきれる展開見込める!
新G1大阪杯の資金チャレンジにはちょうど良い土曜日中山マイルで行われるハンデ重賞のダービー卿チャレンジトロフィー。フルゲートの出走となり、予想の難しさもレースの面白さもさらに魅力的になっております。
出走馬16頭中5頭が8歳以上とベテラン勢が多く出走してきていますが、今回の狙いは一番若い世代である4歳馬のロイカバードです。
ロイカバードは前走9ヶ月ぶりだった重賞の東京新聞杯に出走し7番人気で9着に敗れています。10頭の少頭数で9着では重賞の壁はまだ厚いと言われても仕方がありませんが、前走はマイルながらもスローペースとなり、レースの上り3ハロンのタイムが32.7秒という最後方からの戦法を選んだロイカバードにとっては究極に不利な展開となりました。結果、自身32.4秒を出しながらも9着となるのが精いっぱいでした。
前走は完全に脚を余したロイカバード、今度はきっちりと差し切る!
前走は全くのペースにやられた感があるロイカバードですので、フルゲートの中山マイルとなれば前走のようなスローペースになる可能性は低く、むしろ末脚が嵌る可能性は高まるでしょう。思い起こせば、ロイカバードのデビュー戦はあの現役最強馬と言われるサトノダイヤモンドと同じレースで、サトノダイヤモンドの次の2番人気に推されていました。結果は2着でしたが他の馬との力差は十分に感じられたものでした。
その後も連勝して重賞戦線には行ったものの、3着続きで賞金を稼げず、ついにはクラシックには一度も参戦できませんでした。デビュー戦の相手は3歳ながら有馬記念を制するなど、もはや現役最強馬と呼ばれるぐらいまで実績と名声を得ているのに、ロイカバードは不本意な3歳時代を過ごしてきたのです。
古馬となって初の重賞はペースにやられましたが、今回のダービー卿はロイカバードの実力を
発揮できる条件になってくれる可能性は高いと見ております。近いうちにサトノダイヤモンドと再戦なんてことになってくれればまた面白いですね。そんな期待を込めて、今回のダービー卿チャレンジはロイカバードの重賞初勝利に期待したいと思います。