さあ、今週から皆様お待ちかねの6週連続G1戦。
今週から6月頭まで6週間にわたる連続GⅠ開催がはじまる。先ず最初に行われる天皇賞・春だけは京都競馬場だが、それ以外の5レースは全て東京競馬場で行われる。首都圏在住の方にはGⅠ観戦に行くいい機会。よく、日本ダービーを京都開催にと言う話が出たりするが、日本ダービーの正式名称は「東京優駿」なので、この名前で京都開催は流石に無理がある。しかし競馬ファンにとって日本ダービーは単なるGⅠのうちの一つではくくりきれないため、関西圏のファンの気持ちも勿論分かる。しかし、JRAは流石にダービーだけは東京競馬場開催を変える事はないだろう。その他のレースならば京都開催になる可能性はある。朝日杯FSが中山から阪神に、ジャパンカップダートがチャンピオンカップになり中京開催になった事もあるようにJRAも色々考えてはいる。
とは言え問題山積みの中で、なかなかそこまで手が回らないと言うのも実情だが、大阪杯とホープフルSを今年からGⅠに格上げしたように、番組改編には意欲があるはず。開催競馬場の調整はそんなに難しい事ではないはずだが今年も例年通りの東京競馬場5週連続GⅠが開催される。JRAの競馬場の中で1番大きな競馬場が東京競馬場。つまりキャパシティも多いため来場客の見込みが多いGⅠは東京競馬場でなるべく開催したいという意図もある。
先ずは今週の古馬頂上決戦の天皇賞・春。どの様な競馬になるのか?マスコミが煽った通りに2強で決するのか?それとも割って入る馬がいるのか?興味は尽きない。これまでのこの2頭の走りからはガチガチの銀行レースになる可能性も高いが、競馬はゴールするまで分からない。特に天皇賞・春は過去に幾度も波乱を巻き起こしてきたレース。少しの気の緩みから足元をすくわれる事がある。先ず6週連続GⅠのスタートは4月30日・京都競馬場で行われる天皇賞・春からスタートする。