【京都新聞杯2017予想】1勝馬多数集結！勝ち抜きダービーへの切符を手にするのは？

ダービートライアルではないのに、なぜか1勝馬が集結したレース。それが今年の京都新聞杯。皐月賞の結果を見て「今年のレベルならまだ間に合う」と踏んだのか、3場開催で500万下がそれなりに組まれているにもかかわらず格上挑戦が多いというのは、やはり今年の牡馬クラシック路線は混戦と見ている陣営が多いのでしょう。

ガンサリュートやダノンディスタンスなどオープン実績のある登録馬もいますが、ダービー出走に向けて本賞金に余裕のあるほどでもなく、登録頭数もちょうど18頭で除外がないため、どの陣営もきっちり仕上げてきます。そんな中、どうしても気になるのが前回、中山競馬場で行われた黄梅賞でも推奨したハットトリック産駒のマル外・ゴールドハットです。この勝負服に武豊騎手を想定ということでこれも斬新。

辻野調教助手のコメントでは距離はやってみないとわからない部分も、とのこと。母父ラーイということを考えても将来的にはマイル以下という可能性もありますが、京都コースといえば父ハットトリックが一番輝いた舞台。ここで2着では本賞金的にダービーでは除外か抽選かといったところですが勝てば文句なしでダービーも出走可能。ゴールドハット含め、1勝馬はすべて本気モードと思えますので、見ごたえある面白い競馬が期待出来ます。