【プリンシパルS予想2017】ダイワキャグニー、ダービーへの最終切符掴めるか?
6日(土)の東京競馬場メインレースはダービートライアルのプリンシパルS。優先出走権は1着馬にのみ与えられ、狭き門を突破したものにのみ権利が与えられる。
今年の主役候補はダイワキャグニーだ。2連勝で迎えた前走の弥生賞では2番人気に支持されたが、9着と全く良いところなく惨敗を喫してしまった。
賞金的にも陣営としては何としてでもダービーへの最終切符が欲しいところだろう。出走への条件はただ一つレースに勝つ事だが、東京コースは2戦2勝と相性は良いし、左回りは滅法強い。約2ヶ月ぶりの休み明けとなるが、先週の1週前の追い切りでは4F52.4-12.6(仕掛け)と好タイムで状態も悪くなく、気配は上々。
2走前のセントポーリア賞では2番手からの競馬でしぶとく抜け出して完勝。展開的に嵌った感が強く他が酷かったというのもあるが、共同通信杯2着馬のエトルディーニュを寄せ付けない競馬は強かったし、評価せざるを得ないだろう。
前走の弥生賞でも番手からの競馬で直線までは理想的な競馬で進められた。しかし、4コーナーの出口で置いて行かれ、そこからはいつもの踏ん張りが出ずに9着に敗れた。東京コースと違って3~4コーナーで動く器用な競馬が求められる中山コースはこの馬には難しかったのかなという印象。出しきれないで終わった相手が多かったセントポーリア賞に比べれば弥生賞のメンバーは優秀だったし、気性的にも悪い一面が出たのも良くなかった。
結果的には期待を裏切る初の重賞戦となってしまったが、色々な課題も見えてきたのも事実。今回のプリンシパルSでは得意の東京に戻るので、巻き返しに期待したい。ダービーへの最終切符がかかったこの一戦は、絶対に負けられない。