【フィリーズレビュー2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【フィリーズレビュー2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

桜花賞トライアルの最終戦「フィリーズレビュー」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ナムラクレア(牝3、長谷川浩厩舎)

3/9(水)栗東・坂路(良)4F51.3-3F37.3-2F23.7-1F11.6(馬なり)

浜中俊騎手を背に栗東坂路で単走。外ラチ沿いを駆け上がり、馬なりながらもラスト1Fは11.6とこの日の栗東坂路で最速のラップを楽々とマークしてきました。1週前も浜中騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、5F67.1-1F11.8の好時計をマークして併せ馬にクビ差先着。ここでも馬なりながら抜群の行きっぷりで自己ベストを大きく更新する時計をマーク。先月帰厩後一本目から坂路で4F51.2-1F12.2の好時計をマークしており、態勢は万全といった様子です。

キミワクイーン(牝3、奥村武厩舎)

3/9(水)美浦・南W(良)5F67.4-4F52.4-3F37.7-1F11.9(馬なり)

内田博幸騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬クールキャットを4馬身先行させて馬なりでゆったりと進め、直線は軽く仕掛けられるとスムーズな加速でラスト1F11.9をマークして併入しました。最終は軽めでしたが、1週前は南Wで強めに追われ、5F65.7-1F11.5の好時計をマークして併せたクールキャットと併入。動きは絶好で時計も自己ベスト更新と申し分なく、終いも4週連続11秒台マークと好調です。馬体が大きくなった印象も受けましたが、動きの軽快さからもここは成長分が見込めそうです。

ウィリン(牝3、林徹厩舎)

3/9(水)美浦・坂路(良)4F52.0-3F38.1-2F24.8-1F11.9(強め)

美浦の坂路で2頭併せ。僚馬ウィンダミアを1馬身追走し、直線は内から抜群の反応で伸びてラスト1F11.9の脚で伸び、並ぶまもなく交わして2馬身差でゴールしました。全体時計は平凡ですが終いの反応と切れは鋭く、ラスト1Fの11.9はこの日の坂路全体でも2番目に速い時計。長距離輸送を考慮すれば十分過ぎる内容でしょう。1週前も坂路で4F52.0-1F12.2の好時計で一杯に追われた併せ馬に馬なりのまま半馬身先着と、中間も上昇カーブを描いています。久々だった前走を使われ、良化ムードが漂います。