【大沼S予想2017】テイエムジンソク、古川コンビで連勝期待!
北海道シリーズが始まって約2週間。今週末24日(土)の函館メインはダートのオープン競走「大沼S」が行われる。例年登録馬の少ないレースだが、今年は最終登録18頭とフルゲートで行われるのは確実な情勢。
今年も各馬一長一短でどんぐりの背比べ状態の大沼Sだが、頭数の揃わない東京と阪神よりもこちらの方が個人的には気になる一戦。オープンでくすぶっている馬たちと活きのいい昇級馬が相まみえる面白いレースとなりそうだ。
人気を集めそうなのはテイエムジンソク。ここ1年は全て4着以内と安定しており、信頼度の高い一頭だ。デビューから竹之下智騎手が手綱を握ってきたが、前走の東大路S(1600万下)で初の乗り替わりで、古川吉洋騎手へと乗り替わりとなった。これまで勝ちきれない競馬が続いていた馬だったが、前走は古川騎手の好騎乗で約1年ぶりの白星をあげた。
いつも良い競馬をするのだが、馬群に突っ込んでいってしまったり直線で外に出すタイミングが遅かったりといったちょっとしたミスが勝ちきれない競馬を作っており、歯がゆい思いがあった。前走を見る限りでは乗り替わりは正解だったと感じるし、大沼Sでも引き続き古川騎手で挑む予定となっているので、コンビ2戦目で挑む大沼Sも期待したい。
近走は安定こそしているものの、勝てるレースを取りこぼすケースも目立っていた。このクラスで賞金を稼ぎたかった思いも陣営にはあるのかもしれないが、ここは条件的にもメンバー的にもアッサリ圧勝してほしいところ。今回も前走同様の強気の競馬に期待したい。