【宝塚記念2022予想】横山親子3人揃い踏み、穴馬騎乗で父の威厳見せられるか？

今週日曜阪神競馬のメインレースは中2週でのG1開催となる宝塚記念です。

大阪杯ではまさかの9着大敗となったエフフォーリアが立て直しを図る参戦となり、主戦の横山武史騎手にとっても今回は結果が欲しいところではないでしょうか。

また、菊花賞馬のタイトルホルダーは、兄の横山和生騎手に昨年の有馬記念から乗り替わりとなってからは5着、1着、1着と春の天皇賞圧勝までのぼりつめました。距離が1000m短縮となる今回は、上位人気想定となりますが、同距離のセントライト記念では13着敗退となっているだけに、乗り方に一工夫必要となりそうで、コンビを組んで4戦目となる和生騎手にとっては試金石といえる一戦となりそうです。

春の天皇賞2着馬のディープボンドも1ハロン距離が短いように思えますが、主戦の和田騎手が手の内に入れており、先日のマーメイドSをウインマイティーで制して勢いがあるジョッキーだけに期待がかかります。

その他、ドバイターフ勝ち馬のバンサラッサ、香港カップ2着など芝中距離路線で強さを発揮しているヒシイグアスには短期免許来日中のレーン騎手確保で参戦を予定しており、いずれも有力といえそうです。

ハイレベルな混戦模様となりそうな今年の宝塚記念ですが、穴で推奨したいのが横山武史、和生騎手の父である横山典弘騎手騎乗のロードカナロア産駒のキングオブコージです。

今年はAJCCを勝利しており、右回りの坂があるコースへの適性と距離適性の高さは買い材料といえ、阪神競馬場の芝コースとの相性も【1-1-0-3】とまずまずといえます。

また注目は2か月半の休み明けとなるローテで【1-1-0-2】と連対率5割を誇っており、無欲の追い込みがはまる可能性もあります。

息子2人が有力馬に騎乗する中で穴馬での参戦となりますが、楽しみな一戦となりそうですね。