注目の良血新馬サスツルギがデビュー!適性は兄よりか従兄弟よりか?
母系が強く出るか、種牡馬の適性が強く出るのか、種付けしてみないとわからないのが馬産の悩ましいところかつ奥深さではないでしょうか。
そういった意味で、興味深い配合といえそうなのが今月デビュー予定の2歳馬サスツルギです。半兄にはG1スプリンターズS勝ち馬で種牡馬入りを果たしているタワーオブロンドンがいる血統となっています。
所属は美浦・木村厩舎で、今年は皐月賞でワンツーフィニッシュを飾っている厩舎だけに今年の2歳馬にも注目したいところです。
母スノーパインに父ハーツクライを配合して誕生しており、タワーオブロンドンはマイル以下を中心に使われてきましたが、父の適性を考慮してデビュー戦は今月14日の新潟芝1800m戦を予定しています。
従兄弟に皐月賞馬のディーマジェスティがいる血統背景でもあり、距離適性はありそうですが、兄がスプリントG1馬ということもあり、この選択がどう出るのかも楽しみな1頭といえそうです。
デビュー戦は、今年のクラシックに木村厩舎のイクイノックスで皐月賞、ダービーと参戦してきたルメール騎手を確保しており、上位人気間違いなしの血統だけに距離不安を考えて馬券検討では嫌う手もありそうですが兄も完成まで少し時間がかかっただけに、どのような走りを初戦で見せられるのか楽しみに待ちたいですね。